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本編

ジン「義父さん...」

 

 

義父さんが元両親2人に

怒ってくれて、

僕はずっと胸につっかえて

いたものがスッと

消えた気がした。

 

 

ヤクザ1「さて、

俺が今日ここに来たのは

説教するためじゃねえ。

 

 

約束してた金、

払ってもらうぜ?」

母「そ、それは...」

 

 

父「お、お願いします。

もう少し待って

ください。」

 

 

タクヤ「ええ!?

し、借金って

どういうこと?

 

 

父「実はタクヤの学費や、

コーチング代で...」

 

 

聞けば、僕の両親は

兄のためにお金を

かけすぎて、

 

 

義父さんたちから

借金をしていたらしい。

 

ヤクザ1「俺たちは

もう十分待ってやったぜ。

今日でプロになれるから

目処が立つって

 

 

言ってたが、

大丈夫じゃなかった

みてえだなww 」

 

 

タクヤ「俺の契約金を

当てにしてたのかよ!」

ヤクザ1「大丈夫だ。

 

 

それぞれ働き口紹介

してやっからよww 」

母「来年、来年こそは

プロになるわ。」

 

 

タクヤ「そ、その通りだ

だからもう少しだけ...」