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本編

父「よし、タクヤ

思いっきりこい!!」

母「そうそうそう、

フォームいい感じよ。」

 

 

兄ちゃんとパパが

キャッチボールをして、

それをママが見守る。

これがいつもの光景。

 

 

(ヒュン!!!)

タクヤ「いけッ!」

(ドスン)

 

 

父「おぉ!手元でのびたぞ。

将来はプロのピッチャー

だなw」

 

 

母「期待してるわよ。」

タクヤ「へへっw」

 

 

僕の家族は野球一家なんだ。

パパの名前は亀山テルオ。

 

 

パパは元甲子園球児で、

ママはソフトボールで

インターハイに出場した

実力者だ。

 

 

父「パパもママも

プロにはなれなかった。

だがタクヤお前は違う。」

 

 

母「私たちの代わりに

プロになるのよ。」

父「タクヤは自慢の

息子だよ。」

 

 

母「絶対にママたちを

プロの親にしてね。」

タクヤ「もちろんさ。」

 

 

そんな両親2人は僕ら、

いや…兄ちゃんに夢を

託している。

それだけではない。