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本編

「はーい!

今行きまーす!」

 

 

僕はタケウチジン。

小学5年生だ。

 

この日、宿題をやっていると

インターホンが鳴ったから

出てみた。

すると

 

 

配達員「お支払い

お願いします!」

ジン「あ、はい…」

 

 

やってきたのは

ウーバー配達員だった。

 

 

家族の誰かが頼んだのかと

思ってお小遣いから

立て替えたんだけど

 

 

ジン「えっ!?

ママじゃないの!?」

母親「頼んでないわ…

ちょっと待ってて」

 

 

どうやら頼んだのは

ママじゃないらしい。

となると、残るのはあと一人。

 

 

母親「パパも違うって…

いたずらかしら?」

ジン「そんなぁ…」

 

 

(それじゃあ、一体誰が?)

僕たち家族は誰もウーバーを

注文なんてしていなかった。

 

 

そしてこれはとある

出来事の始まりに

過ぎなかったんだ。