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【第2話】結婚式当日、仮病の浮気相手を優先する夫
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【第1話】結婚式当日、仮病の浮気相手を優先する夫
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本編
ショウタ「スカミごめん!!
日曜の打ち合わせなんだけど、
また休日出勤が入っちゃってさ……
悪いけど、今回も1人で
行ってもらっていいかな?」
スカミ「えっ……?またなの?!
もしかして…また例の部下が
ミスしたとか…?」
ショウタ「じつはそうなんだよ〜…」
(その部下、ミス多すぎじゃない?
前回の打ち合わせも、
ミスのカバーとかでドタキャンして、
私に丸投げだったし…!!)
ショウタは申し訳無さそうな顔を
するものの、『仕事』という免罪符を
出された以上、私に拒否権は無く…
結婚式の準備は、私1人で進める
羽目になるのだった…
今年に入ってから、ショウタは、
あるプロジェクトのリーダーに
選ばれた。それ自体は、
とても喜ばしい事だったのだが…
チームの一員である1人の部下が、
なんと言うか…
少し抜けているようで……
いちいちフォローが必要らしく、
以前は休日出勤など
ほとんど無かったのに、
ここ最近は、残業や休日出勤が
増える一方だった……
問題の部下の名は、ミスズ。
転職組の入社2年目の女の子らしい。
なぜ私が下の名前まで知っているかと
言うと、プロジェクトのリーダーに
なって以降、ショウタの口から、
やたらと彼女の名前が
出るようになったからだった。
ショウタ「今日ミスズがさぁ〜、
俺の事、間違えて『お兄ちゃん』
って呼んだんだぜ〜!!www」
ショウタ「この前ミスズから
聞いたんだけど、〇〇駅前に新しく
出来たカフェの限定スイーツが
美味いらしいぞ?プレゼンが
上手くいったら連れてってくれとか、
おねだりされちゃったよ〜!ww」