※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第13話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…

前回の内容はこちら▼

【第12話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 (自分があんなにもヘタレだった なんて…もう少しヤレる男だと 思ってたのに…) あの時、頭が真っ白になってしまい、 何も考える事が出来なかった 自分を責め続けた。 何度か警察署に呼ば...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…
こちらもおすすめ▼ 本編 俺の名前はスカオ。片田舎在住の、 ごく普通のサラリーマンだ。 普段は残業が少しある程度の、 特にブラックという訳でもない 会社に勤めているのだが、 その時期は、取引先のトラブルに 巻き込まれたせいで、 もうてんやわ...

本編

スカオ「えっ…窓が空いてた…??」

 

(おかしい…長く家を開けるから、

戸締りには注意して、

何度も確認したのに…)

 

鍵は確かに、祖父が使っていた鍵を

引き出しの中に入れていたが、

最初に空いていた窓から侵入した

という話には納得がいかなかった。

だが、鍵をかけたという証拠は無く、

警察もノブタカとアヤカの証言に

疑いを感じていない様子で、

 

警官「今後は注意して、窓にも

ちゃんと鍵をかけて下さいね!」

 

などと、俺の方が

注意されてしまったのだった…

 

スカオ「ところで…俺が住んでいる

という事に、2人は全く

気付かなかったのでしょうか?

1ヶ月間、仕事が忙しくて

会社で寝泊まりしていたものの、

週に1度は帰ってたのに…」

 

警官「あ、それはですね…

あなたが時々来ている事は

知っていたそうなんです。

ただ、すぐに帰って行くので、

空き家の管理会社の人だろうと

思っていたそうです」

 

スカオ「空き家の管理会社…?

そんな会社があるんですか?」

 

警官「えぇ。遠方に住んでいて、

親族が残した空き家を管理することが

難しい人なんかが依頼する、

管理会社があるんですよ。

見回りだけの基本的な

サービスから、ポストのチェックや

家の中の換気、草むしりから

屋根の雪下ろしまで、オプションで

やってくれるらしいですよ。

お宅は結構良いお屋敷

ですからねぇ…そういった会社に依頼

しているんだと思っていたそうです。

まぁ、よく調べもせずに

忍び込んでしまったみたいですね!」

 

スカオ「行き当たりばったりの

犯行って事ですか…」