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【第6話】手に負えないヤンキー娘を預けてきた義姉

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【第5話】手に負えないヤンキー娘を預けてきた義姉
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 義姉は言いながら、 冷たい視線を実の娘に送った。 マアヤちゃんは唇をかみしめ、 テーブルをじっと見つめて、 何も言わない。 コウイチ「いうほど 不良には見えない...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】手に負えないヤンキー娘を預けてきた義姉
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本編

義兄「実の親子といえども、

人間関係には違いないよ。

というか、年齢的に親の言う事を

聞きたくない一種の意地が

芽生えてるんじゃないかと思う」

 

マスミ「そう!そうなのよ!

そんなんじゃ、将来台無しに

なるって、私達の親心がねえ。

この子には伝わっていないのよ。」

 

マスミ「甘えてばかりじゃ、

世の中で通用しないって事を、

何とか分からせたいの。

叔父さんの家庭で少しでも苦労して、

考えを改めて欲しいわ」

 

義姉夫婦は、こぞって

理屈を並べている。

私は、そんな二人と、

黙り続けているマアヤちゃんを、

そっと見比べた。

確かに、私達には子供がいない。

私もコウイチも、若いころの病気や

怪我が原因で、子供は難しいと

言われていた。

そもそも病院で知り合った間柄だ、

子育てについては生涯無縁に

なるだろうとの覚悟を決めて、

結婚まで進んだ。

そういう私達だから、年頃の女の子と

どう向き合うか、しかも責任を

背負って。その重みは分からない。

軽々しく、実両親であるマスミと

義兄の態度を批判するわけには

いかなかった。

 

でも、ねえ。

何だかひっかかるのだ。

うまく言葉に出来ないのだけど、

この両親で、本当に姪は

大丈夫なのだろうか?

そんな疑問が胸の奥に

湧いて来るのを止められない。

口を挟まずに黙って聞いていると、

マスミは、テーブルを

覆わんばかりに、ずいずいと

身を乗り出して来た。

彼女なりに、母親として

娘の将来を心配している。

そんな顔に見える。