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【第5話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…

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【第4話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「結婚記念日のお祝いなのに、 こんなのあんまりだよ! お義母さんがついて来るなんて… どうして断ってくれなかったの?」 タカアキ「母さんはただ、 一緒に温泉に行きたいだけで、 ...

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【第1話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
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本編

私はその言葉にギョッとした。

 

スカコ「え?…ちょっと待ってよ。

女の子かも知れないよ?」

 

タカアキ「女の子なんかダメだよ!!

1人目は、跡取り息子じゃないと!!

もし女の子が産まれたら、母さんが

ガッカリするじゃないか!」

 

スカコ「そんなこと言われたって…

性別はコントロール出来ないん

だから…」

 

タカアキ「わ、わかってるけど…

母さんの希望通り、

男の子を産んで欲しいんだよ!」

 

夫は『母さんが、母さんが』と

言い訳しながら、無茶な言い分を

取り消すことは無かった。

こんな時にまで、

赤ん坊のことでも妻のことでもなく、

義母のことばかり考える夫に、

呆れるやら情けないやら…私はもう、

何も言う気になれなかった。

 

一方、義母はと言えば、

私の妊娠を知るや否や、

『産まれてくるのは当然男の子!』

と、もうすっかり決めて

かかっている様子だった。

楽しそうに、男の子の名前を

いくつも考え、男の子用の

ベビー服を買い込んで来た。

女の子である可能性は、

少しも考えていないようだった。

 

妊婦検診で、お腹の子の性別は

恐らく女の子だろうと言われた後、

そのことを義母に報告しても、

 

義母「え…だけど、

まだ分からないじゃない?

エコー検査なんて当てにならないわ!

ちゃんと見えてなかった

だけじゃないの?」

 

と、信じられない!絶対男の子に

決まってるのに!と言わんばかりの

反応だった。

確かに義母の言う通り、

産まれて来るまで確実な性別は

分からないだろう。

だけど、男の子だと決めて

かかるのもおかしいじゃないか…