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本編

私を後ろに隠してくれた、

そしてスポーツマンらしい

よく通る声で

 

 

ヨシオ「ご参列の皆様、

申し訳ございません。

手違いがあったようで、

 

 

残念ですが式については

ここで終わらせて

頂きます。

 

 

引き続き、披露宴へ

ご案内申し上げますので、

しばらくこの場で

お待ちください」

 

 

びしっとパニック状態の

式場を落ち着かせてくれた。

彼の仕切りで、

とりあえず場は収まった。

 

 

そして、式場スタッフの

女性を二人呼び寄せて、

 

 

私を人目につかないよう

配慮しつつ退場させて

欲しいと指示を出した。

 

 

彼はこの場に残り、

参列者を回って

謝罪するつもりらしい。

 

 

ああ、彼は頼りになる。

こんな場合では

あったけれど、

 

 

ヨシオの的確な

仕切りっぷりを見て、

私はほんの少しだけ

救われた気がした。