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本編
厳かな鐘の音、
オルガンが奏でる
ウェディングソング、
盛大な拍手。
私は、今日のこの日を
待ちわびていた。
父「スカミ、さあ行こうか」
スカミ「うん、お父さん。
今までありがとう」
式場に、父のエスコートを
受けながら足を
踏み入れる直前、
私たちは小声で
会話を交わした。
私はスカミ、23歳。
今まさに、大学時代からの
交際相手ヨシオの元へ、
父に連れられて
バージンロードを
歩いて行くのだ。
ミミ「あの、スカミさん。
ちょっとお待ちください」
式場のドアが開く直前に、
私はミミという名の
メイク担当者に
呼び止められた。
彼女は、腕が良いと
評判のメイクアップ
アーティストだ。
フリーランスで、
結婚式の演出を担当する、
いわゆるブライダル
企業には在籍していない。
私が式を申し込んだ時、
担当者になってくれた
女性エリコから紹介された。