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【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第9話】

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本編

ユカリ「海鮮茶碗蒸しは

いかがですか?

名物なんですよ」

 

若い女将さんも声をかけてきた。

どうやら、本家と同じ品を

揃えているようだ。

ハルトは嬉しそうに頷いた。

 

ハルト「じゃあ、二つ頂きます。

親方の海鮮茶碗蒸し、

美味しかったんですよ」

 

ユカリ「うちも、親方仕込み

なので、味はばっちりです」

 

若女将はにっこり。

少し言葉遣いが気になった

けれど、まぁそれは若いから

という事もあるだろう。

大事なのは味なので、

そこは気にせず、茶碗蒸しを

待つことにした。

 

実は、ハルトは先週とっても

茶碗蒸しを気に入っていた。

何しろお代わりしたくらい。

お出汁が効いていて、

卵の味も濃厚、懐石料理にも

負けない味わいだった。

私も気に入って、ここでも

食べられるならぜひ頂きたいな

と思っていた。

蒸す時間が

15分くらいかかるので、

その間にお任せで出された

お寿司を頂いて、待っていよう。

 

しかし、まず出てきたマグロを

見て、私もハルトも

ぎょっとしてしまった。

え?これが

自慢の寿司ネタなの?

はっきり言うと、

どこで仕入れて来たのかと

聞きたくなるくらい、

見た目からしてまずそうだった。

黒っぽいのだ。