※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第8話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ハルトに耳打ちされ、 私は賛成した。 怒鳴られたのが少し 不満だったけど、これ以上 関わったら、もっと面倒になる 可能性は高かった。 気を取り直して、 他のコーナーへ行った...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ美。今26歳の独身OLで、 趣味は食べ歩き。 婚約者のハルトと二人で、 ほうぼうの料理店へ 出向いている。 少し前までのブームは、 知られざる名店の発見だった。 友人知人、果ては仕事の 関係者に至るまで...

本編

……ん?

ちょっと待って?

カウンターにいる男性、

見覚えがあるような?

 

ハルト「あれ?俺、

あの人見た事がある気がする」

 

スカ美「ハルトも?私もなの」

 

小さめの声で会話していると、

着物姿の若い女性が寄って来た。

予約していた者だと

名乗ったら、にこやかに

 

ユカリ「お待ちしておりました。

どうぞこちらへ」

 

カウンター席へ案内してくれた。

私達しか客が居ないのは

気になるけれど、考えてみれば、

この寿司屋は午後2時から

午後5時まで店を閉めている。

今は、夜の時間の営業が

始まったばかりだ。

きっとこれから、混んで

くるのだろうと思い直した。

 

シュンジ「今日はようこそ。

実は、親父から

聞いているんです。

お客さん、先週は僕の

実家がやっている店に

来てくださったそうで」

 

スカ美「そうなんですよ。

親方からも、腕はいいって

聞いてきました」

 

シュンジ「腕だけじゃない

ですよ。うちは高級店って事で

やらせてもらってます。ネタも

いいものを使ってますから」

 

スカ美「楽しみです。

じゃあ早速ですが、

大将お任せでお願いします」

 

私が注文すると、あいよっと

大きな声で返事が戻って来た。

とりあえず寿司屋らしく、

威勢はいい。