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【スカッとする話】向かいの家の庭にいたボロボロの子供→家に入れて助けてあげると…【第4話】

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本編

家の様子は、確かに

電気がついておらず、

人がいるようではなかった。

何かの理由で

締め出されたのだろうか。

訳はさておいて、

このままにはしておけない。

リョウが後を追い掛けて来て、

私と女の子に傘を

さしかけてくれた。

スマホのライトを

照らしてくれたので、

女の子の顔がはっきりと見えた。

驚いた。

 

アスカ「ちょっと、

おばちゃんのところに行こうか。

パパかママ、どっちかが

帰ってくるまで、おばちゃんの

おうちでお休みしよう」

 

ローラ「いいんですか?」

 

アスカ「いいよ。

こんな雨の中で、

いつ帰ってくるか分からない

パパやママを待ってたら、

風邪ひいちゃうよ」

 

私が説得すると、女の子は

我が家へ来ることに同意した。

いつから外にいたのか

分からないが、体はかなり

冷えていて、足元も

ふらついている。

リョウがその子を抱き上げた。

 

リョウ「……軽いなぁ」

 

予想より体重が軽かったようだ。

夫は驚いた顔をし、

かわいそうだと

言いたい様子になった。

とにかく保護をしなければと

思い、私達は急いで

家に引き返した。