※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第12話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 彼女の紹介で 通信教育を受け始め、 合格後は病院に併設されている グループホームに入職した。 今はパートだが、 正社員への登用が決まっている。 時期を早められないかと、 相...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ子。42歳で、 最近仕事を始めた主婦だ。 夫クズヒコは4歳上、同居が 条件の見合い結婚だった。 夫には両親と弟がいる。 1年後には、弟も妻を迎えた。 義弟夫婦の方が、 先に子供に恵まれた。 私はなかなか...

本編

ちょうど、いいタイミングで

待望の連絡が来た。

 

スカ子「お断りします」

 

クズヒコ「まだ言うのか!」

 

やがてインターフォンが鳴った。

私は大急ぎで玄関へ走った。

 

義父「誰だ、こんな時間に!」

 

ヨシコ「こんばんは」

 

姿を見せたのはヨシコ、

そして甥のハヤトだった。

義両親は驚いていた。

 

義父「ど、どうしたんだ?」

 

スカ子「私が呼んだんです」

 

私は、こっそりやりとり

して決めた、ヨシコの

電撃来訪を伝えた。

 

ヨシコ「スカ子さんを、

こちらで介護士として

お抱えになるとか?」

 

ヨシコはにこやかに、

しかし迫力満点の態度で、

ずいっと前に出て来た。

 

ヨシコ「ヘッドハンティングは

困ります。スカ子さんは、

私の父が経営する病院の、

系列施設で働いているんです。

話をおかしくされるのは

迷惑なので」

 

義父「いやいや、

そういうのじゃなくて。

あくまで自宅で見てもらう

って話なんだよ」

 

ヨシコ「それでも

打ち合わせは必要です」

 

義母「そんな、水臭い」

 

義母がぽろっと漏らした言葉に、

ヨシコは敏感な反応を見せた。