※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】彼氏の部屋に合鍵で入った→私はショックのあまり…【第18話】

ひとつ前の話はこちら▼

【スカッとする話】彼氏の部屋に合鍵で入った→私はショックのあまり…【第17話】
ひとつ前の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 支払わなければならないお金の総額が 明らかになり、私の貯金で十分足りる 事が判明した。 電気・ガス・水道の延滞利息などは、 また後から請求するとのこと だったが、これでお...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】彼氏の部屋に合鍵で入った→私はショックのあまり…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 あれは数年前の12月……。 絶望を抱えて彼氏のアパートを出た 私は、クリスマスのイルミネーション がキラキラと輝く街並みの中、 1人重い足取りで自宅へと向かった。 27歳だった私・スカミには、 もうすぐ交際3年...

本編

ツバサ「もう何も隠してない。

嘘もついてない」

 

スカミ「本当に?」

 

ツバサ「うん、ほんと!」

 

それならもう大丈夫。

あとは元気になるだけだ!

借金も消えて、隠し事も嘘も消えたの

なら、ストレスだって消えたはず!

また以前のような、キラキラした

幸せな日々を、きっと取り戻す事が

出来るはず!

この時の私は、ツバサの心の

黒い病巣を完全に取り除けたものと

信じ切っていて、

また能天気にも未来への希望の光を

見出していたのだった…。

 

家に帰ると、ツバサは会社に電話を

入れて病名が確定した事を報告し、

しばらく休職する事になった。

診断書を郵送すれば、いきなり

解雇にはならないとのことで、

ツバサも少し安心したようだった。

 

(本採用の可能性も、

まだ消えたわけじゃないよね!

体調を早く回復させて、残りの

試用期間をキッチリ勤めることが

出来たら、きっと大丈夫なはず!)

 

私は努めて明るく

考えようとしていた…。

翌日、ツバサを家に残し、

私は職場に出社した。

一日休んでしまった事で同僚に迷惑を

かけてしまった分、率先して働いた。

仕事を終えて携帯を見ると、

ツバサのお母さんからの着信が

表示されていた。

 

(そうだ!お母さんに報告しなきゃ

だった!昨日は病院とかでバタバタ

してて、すっかり忘れてた…)

 

私は帰り支度をしてから、

職場の外の休憩スペースから

電話をかけた。

 

お母さん「スカミさん、一昨日は

取り乱しちゃってごめんなさいね。

私、驚いてしまって…。

それで…その後どうなりました?」

 

スカミ「こちらこそ、ご連絡が

遅くなってしまってすみません…。

あれから色々あって…。借金の方は、

まだあと少し残ってますけど、

私の貯金でどうにか全部

支払うことが出来そうです」