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【スカッとする話】反抗期の娘「お前なんていらない!消えろ!」→翌日、父は帰って来なかった… 【第5話】

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本編

ユウジ「スカ美、

そんな事言わずに。

ママはもう帰って来ないんだよ」

 

スカ美「パパが悪いんでしょ!

パパの意地悪のせいだ!」

 

ユウジ「スカ美、

どうしてそんな」

 

途方に暮れる父を見て、

私はカレースプーンを投げ出し、

部屋に閉じこもった事がある。

結局、夜中に空腹に

耐えられなくなって、

こっそりダイニングへ入り、

ラップがかけられていた

カレー皿を温めて食べた。

おろおろする父が疎ましくて、

私はたぶん見下していただろう。

ゴミみたいな男だとも思った。

分かっているのにやめられない。

 

今も。

 

スカ美(高校生)「要らない

って言ったよね?

お弁当は作らないで!」

 

ユウジ「どうしてだ。

無いと困るだろう」

 

朝、私のお弁当を

用意している父に、

どうしようもなく

苛立ってしまい、

大声を出してしまった。

振り返った父は、

何とも言えない表情をしていた。

困ったな、という顔だ。

怒っている様子ではない、

本当に困惑している

という顔つき。

 

それがまた、

私のいら立ちを誘う…