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【スカッとする話】「生理なんて甘え!」と生徒をプールへ突き落とすDQN教師【第3話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 校長先生は診断書も無い状態 でも、親身になって聞いてくれた 帰り道、母は感心したように 何度も頷き 母「さすがは私立ね。 公立なら、こんな融通は きかないわ。 この学校を選んでよかっ...
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【スカッとする話】「生理なんて甘え!」と生徒をプールへ突き落とすDQN教師【第1話】
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本編
中学からはそんな苦労を
する事もなくなる。
私は嬉しかった。
赤いチェック柄の可愛い制服を
着るのも楽しみで、
入学式が待ち遠しかった。
いよいよ入学、
クラスメートもみんな穏やかで
優しい子ばかりだった。
お嬢様学校という程では
無かったけれど、学校の
雰囲気は落ち着いていた。
うちの周辺では公立中学校が
少し荒れ気味だったせいも
あって、余裕がある家の子は
こぞって私立を受験していた。
男女共学の一貫校と、
うちの学校のどちらかを、
学年の半分くらいは少なくとも
受験したと思う。
リョウコという親友ができた。
彼女は小学校も私立で、
お父さんもお母さんも学校の
先生、祖父母もみんな
教育関係の仕事をしているという、
すごい環境の出身だ。
私は、父が大手企業の部長、
母はパート、親戚に
学校関係者はいない。
頭の出来が違う気がして、
友達付き合いができるか
不安だったけど、本人は
気にしてしなかったようだ。
明るくて親切、話題も合うので、
すぐ打ち解けた。
リョウコ「水泳の授業は
受けないの?」
スカ美「うん。
私、生理が重くて」
リョウコ「ああ、そういう事ね。
あれ辛いよねぇ」
スカ美「辛いよぉ。
小学校の時は、ほとんど
プールに入ってないの。
一回だけ授業に参加したけど、
次の日に寝込んじゃって」