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【第12話】18歳で出産後、彼氏に捨てられた私→駅で出会ったコワモテの人に赤ちゃんを見せると…

前回の内容はこちら▼

【第11話】18歳で出産後、彼氏に捨てられた私→駅で出会ったコワモテの人に赤ちゃんを見せると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 (住み込みで雇ってもらえる所なんて あるのかな…?あったとしても、 赤ちゃん連れてたら無理か… 警察や役所に相談したら、 ツバサを取り上げられちゃうかも 知れないし…) ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】18歳で出産後、彼氏に捨てられた私→駅で出会ったコワモテの人に赤ちゃんを見せると…
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本編

スカミ「へっ…?私…ですか?」

 

コワモテ「その赤ん坊、

ちょっと見せてみな!」

 

スカミ「えっ……」

 

ズカズカと近付いてきたコワモテの

おじさんは、怯える私を気にする

事なくツバサをジロジロ観察し、

 

コワモテ「この赤ん坊…

お嬢ちゃんの子か?」

 

スカミ「あ、はい…そうですけど…

何か…??」

 

コワモテ「そうか…

ちょっと電話してくるから、

こっから動くんじゃねぇぞ!」

 

コワモテのおじさんは、

一方的にそう告げた後、二、三歩

離れてどこかに電話をかけ始めた。

逃げようかとも思ったが、

おじさんが目線をこちらに

向けていたので動けなかった。

 

電話を終えたおじさんは、

再び私に近付くと、私の腕から

ツバサをヒョイっと抱き上げた。

 

コワモテ「付いてきな」

 

スカミ「えっ…?ちょ、

どこ行くんですか??」

 

コワモテのおじさんは、私の質問には

答えずに、ツバサを抱いて

ズンズン歩いて行ってしまうので、

私は慌てて立ち上がり、

荷物を持って後を追いかけた。

 

スカミ「あのっ!

ちょっと待って下さい!!

赤ちゃん返して下さい!!」

 

誰かに助けを求めようと思ったが、

運悪くホームに人影は無く、

私は「赤ちゃんを返して!」と

繰り返しながら、コワモテの

おじさんを追いかけた。

 

改札を通る時にも駅員さんは

見当たらず、何人か

居合わせた人達も、

何事かと不思議そうに

こちらを見るだけで、

誰も助けてはくれなかった。

 

駅の外に出ると、コワモテの

おじさんは、ロータリーに

停まっていた黒塗りの車に

さっさと乗り込んでしまい、

ツバサを奪われた私は、ドアを開けて

待っていた別の男性に促されるまま、

車に乗り込むしか無かった。