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本編

(赤ちゃんのためにバイトを

増やしたって言ってたから、

疲れてるのかな…?

タクヤ君、無理してるんじゃ

ないかな…?でも、

私はこんなお腹で働けないし…

タクヤ君が少しでも快適に

過ごせるように、

せめて家事だけでも頑張ろう!)

 

私は自分の体がつらい中でもタクヤが

心配で、色々と気を配ったものの、

タクヤはどんどん無口になり、

笑顔も減っていった。

 

何か少しでも明るい話題をと、

赤ちゃんの名前を相談しても、

「スカミの好きな名前に

すればいいよ」

と言ったきり、

話題に乗ってもくれなかった。

 

私は仕方なく、図書館で借りてきた

『しあわせ名前事典』を見て

1人で考えた。

​​性別は男の子だと分かっていたので、

幸せな未来に羽ばたく子に

なれるようにと、

『ツバサ』と名付ける事にした。

 

タクヤは忙しいのか、家に帰って来る

時間がどんどん遅くなっていき、

たまに早く帰って来ても、

以前のように優しく

接してくれなくなった。

 

それでも私はタクヤを信じ、やがて

出産の日を迎えることとなった…

 

その日もタクヤは、大学とバイトで

家にはおらず、私は陣痛が始まる中、

準備をしておいた荷物を抱え、

自分でタクシーを呼び、

1人で病院に向かった。

タクシーの中から

 

[陣痛が始まったよ!

今、病院に向かってます。]

 

と、タクヤにメッセージを送ると、

タクヤからは、[りょ]と、

当時若い女の子が使い始めた

短い返信だけが返って来たのだった。

 

(え…?それだけ…??

すぐ病院に来てくれるのかな…?)

 

そんな期待もむなしく、

私は初めての出産を、

誰にも付き添われずに1人で終えた。

19時間もかかったと言うのに、

結局​​タクヤは現れず…