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【スカッとする話】娘が41度の高熱で緊急搬送されると貧乏人を見下す看護師に5時間待たされた!【第14話】
前回の内容はこちら▼ 第1話から読みたい方はこちら▼ 本編 いらいら、ひたすら待たされた。 途中で何度もクズミを探したが、 なぜか見当たらない。 当直の医師が 姿を現す様子もない。 何なの!?他に急患が? そう思ったが、 その割に静かだ。時...
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本編
アスカ「何やってるんですか!」
クズミ「ああ、まだいたんだ」
アスカ「はぁ!?」
クズミ「そんな貧乏たらしい
恰好で、よくこんな病院に
来れたよね?
さっき言ったじゃん。
うちの病院、今は個室しか
空いてないって。
お金払える?高いんだよ?
そんな乞食みたいな恰好してて、
お金あるとは思えないなぁ」
アスカ「あ、あなたねえ!」
クズミ「貧乏人は後回しなの。
待ってれば、そのうち
診療時間になるから。
よかったじゃん、一番乗りで」
アスカ「それが、この病院の
主義なんですか?」
クズミ「そうよ」
アスカ「なら主人に聞いてみます」
私が、怒りを抑えつつそういうと、
クズミはえっという顔をした。
アスカ「だから、主人に
聞きます。うちの病院は、
いつからお金儲け主義に
なったのかって」
クズミ「う、うちの病院?」
アスカ「この子は、
この病院の院長の娘ですよ?
私は妻!」
最後は怒鳴り声になっていた。
ええっ!と、クズミも大声を
上げた時、ようやく誰かが
気づいた様子になった。
看護師長「誰かいるんですか?
って、奥様!?」
アスカ「師長さん!
よかった、ドレミが発熱して」
看護師長「ドレミちゃんが!?
奥様、処置室に」