【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第９話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第８話】

前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 叔父はそれなりの年齢で、 思うところもあったので、 結婚も子供も諦めていたそうだ しかし、授かったからには、 と覚悟を決めたという経緯だ。 なぜか、クズオはその子が お気に...

yomesuka.com

2022.07.20

１話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第１話】

こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ子。37歳で、 中学生の一人娘を育てている。 夫クズオとの間に生まれた、 今年15歳のドレミだ。 実は、男女の双子で 生まれるはずだった。 男の子は妊娠4ヶ月の時に心音が 確認できなくなり、空に帰った。...

yomesuka.com

2022.07.13

本編

クズオ「ドレミは健康だな？

ソフトボールやってるくらいだ、

丈夫だろう」

スカ子「そりゃ健康よ。

学校は皆勤賞を狙えるし、

部活も頑張ってるわ」

クズオ「スポーツをやらせた

甲斐があったな」

にやりと、気持ちの悪い

笑みを浮かべた。

え？それはどういう意味？

訳が分からず、ただぎょっと

していると、夫は

クズオ「ドレミの心臓をくれ。

ミソラのためなんだ」

正気を疑う事を、

さらりと言ってのけた。

心臓をくれ！？

スカ子「え？心臓を？

ちょっと、何を言ってるの？」

クズオ「昨日、

ミソラが倒れたんだ。

心臓に欠陥がある。

助かるには移植が

必要だと聞いてきた」

スカ子「何を言ってるのよ！」

意味が理解できて、

私は大声をあげた。

娘の心臓をよこせとは、

どういうつもりなのよ!?

スカ子「心臓移植するから、

ドレミに提供者に

なれっていうの！？」

クズオ「あいつ、丈夫だろう。

健康だけが取り柄みたいな

娘なんだ、ちょうどいい」