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本編

俺が指摘すると、

マコトはぎくっとした。

心当たりがあるようだ。

 

 

ジン「とりあえず帰るな」

マコト「そうもいかない。

最近、母親の見舞いに

行けてないんだ。

 

 

着替えとか必要なものを

持ってきて欲しいって

言われてる」

 

 

ユウカ「少なくとも、

今日は帰らない方が

いいよ。

 

 

せめて夜が明けて、

ある程度は人の目がある

状態じゃないと、

何が起きるか分からないし」

 

 

ユウカも熱心に言った。

俺は妻に大賛成して、

今日は絶対に帰らないで

くれと念を押した。

 

 

俺達の説得に負けたのか、

マコトは申し訳なさそうに

了解した。

 

 

連日の疲れも

あったのだろう。

食後ソファに横に

なったとたん、

マコトはすぐに

眠ってしまった。

 

 

ユウカ「マコトさん、

過労死するところ

だったかも」

 

 

ミナ「えええ!!

だめ、それは絶対にダメ」

 

 

ミナは首をぶんぶん

振って、マコトを

めっちゃ心配した。

ユウカがこっそり

俺に耳打ちしてきた。