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本編

ティッシュさんって、

マコトの事?

ユウカもええっと

大声をあげた。

 

 

ユウカ「え、

ティッシュさんって、

マコトさんの事なの?」

 

 

ミナ「そう!!

間違いないよ、

先週会ったティッシュ

配りしてた男性って、

この人!」

 

 

マコト「あなた、

ジンの身内

だったんですか」

 

 

何だ何だ。

俺一人が話について

いけなくて、昔の

 

 

濡れ衣事件みたいに

おろおろしてしまった。

ユウカが笑い出した。

 

 

ユウカ「縁って

本当にあるんだねー。

いやー、びっくり

しちゃったわぁ。

 

 

ちょうどその話を

聞いてたところ

だったのよ」

 

 

ジン「あのう。

俺だけ置いてきぼり

なんですけど」

 

 

ユウカ「あ、

ごめんごめん。

昨日ミナが駅前を

歩いてた時にマコトさんと

会ったんだって」

 

 

事情はこうだ。

ミナは地方在住で、

めったに外出できない

職種。

 

 

やっとまとまった休みが

取れて上京し、

買い物を楽しんでいた。