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本編

当時たちの悪い先輩に

悩まされていて、

データ破損の濡れ衣を

着せられかけた。

 

 

そりゃもう、

がっつり叱られて、

新入社員ながら退職を

迫られそうになっていた時。

 

 

マコト「違います、

そのデータの担当は

彼じゃないです」

 

 

マコトが、アクセス履歴

その他の証拠を持参で、

俺と課長の間に割って

入って来た。

 

 

俺は出社と同時に課長席へ

呼び出され、訳が

分からないうちに

 

 

怒鳴り倒され、

おろおろしているうちに

犯人へと仕立て

上げられそうになっていた。

マコトのおかげで、

俺は冤罪を免れたのだった。

 

 

ジン「あんな

状態のところに、

よく割り込めたな」

 

 

マコト「怯んでる場合じゃ

なかったから。

放っておいたら、

ジンはやってもない

 

 

大ミスの責任を取らされる

事になってただろう?」

ジン「そうなんだよ。

 

 

俺も何が何だか、

事情が全然分からなくて、

パニクってた」