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【第4話】女「触られた!慰謝料よこせ!」→あらぬ疑いをかけられたので徹底抗戦した結果…

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【第3話】女「触られた!慰謝料よこせ!」→あらぬ疑いをかけられたので徹底抗戦した結果…
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【第1話】女「触られた!慰謝料よこせ!」→あらぬ疑いをかけられたので徹底抗戦した結果…
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本編

私は「よく見せて下さい」と画面を

しげしげと覗き込み、指摘した。

 

スカオ「う〜ん…この写真には、

確かにあなたのスカートと私の手が

写っていますが、とても触っている

ようには見えませんけどね」

 

香水女「そ、それはアンタが

写真を取られると察知して、

手を引っ込めたからでしょ!

だからこんなふうに

撮れちゃっただけよ!」

 

スカオ「なるほど。あなたは

私が慌てて手を引っ込めたと仰る…

ですがその割に、私の手はブレも

せず、クッキリと写ってますね。

まるで手は止まっていたみたいに…」

 

女の目を覗き込みながら

私がそう言うと、

興味津々で成り行きを見守っている

周囲の人々もスマホを見ながら、

「確かに…」と呟いたり、

ふむふむと頷いたりしていた。

香水女は明らかに一瞬うろたえたが、

すぐに強気の姿勢を取り戻して

反論してきた。

 

香水女「そんなの、たまたまでしょ!

いまどきのスマホのカメラは

性能が良いのよ!」

 

そう言って私を睨みつけた後、

周囲を味方につけようとしている

のか、大声で訴え始めた。

 

香水女「誰か、この男が私を触ってる

ところ、見た人いませんか〜?

どうか私を助けて下さい!!」

 

それから香水女は、

自分の目の前の座席に

座っている男性客に尋ねた。

 

香水女「あなたは??

ねぇ!見てたんじゃないの??」

 

急に話を振られた男性客は、

怯えたように両手と首を

振るばかりだった。

 

急に話を振られた男性客は、

怯えたように両手と首を

振るばかりだった。

香水女「男同士だから庇おうと

してんのね!!最低っ!!」