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【第10話】スマホに突如義父から「娘と離婚しろ」とメッセージが→その時義父は俺の目の前にいたので…

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本編

そんな煮え切らない日々を

過ごしていたある日。

カヨコ父から、電話がかかってきた。

お誘いがある時は、必ず電話だ。

本人に言わせると

 

義父「私は機械がさっぱりで、

特にスマホは苦手なんだ。

若い者は何とかいう、文章で

やりとりする方法が好みかも

しれんが、私はついていけない。

すまんが電話に付き合ってくれ」

 

との事だった。

気軽に電話に応じたところ、

麻雀をやろうという話だった。

カヨコ父は雀荘派で、

自宅ではなく、行きつけにしている

専門店に俺を呼ぶ。急な話だが、

週末の夜に付き合ってくれという。

 

スカオ「いつもの雀荘に、

夜8時ですね」

 

義父「ああ。それで、

申し訳ないんだが、

一つだけ頼みを聞いてくれないか。

麻雀に誘ってきたのは私だとは、

娘に言わないで欲しい」

 

スカオ「え?」

 

何でまた、そんな頼みを?

よく分からないが、カヨコ父は、

会ったら話す、ちょっと大事な

相談があるの一点張りで、

詳しく教えてくれなかった。

まぁいい。会えばわかるか。

俺は了解した。

 

スカオ「なあ、カヨコ」

 

仕事帰りながら、どう見ても

酔っ払いの彼女に声をかけると、

だるそうな返事が戻ってきた。

 

スカオ「今週の金曜日、

付き合いで麻雀してくる。

きっと徹夜になる」

 

カヨコ「あっそう。

じゃカレンダーに書いといて」

 

酔っ払いなうえに、

スマホをいじり倒している姿が、

知り合った頃の彼女と違いすぎて、

とても悲しく見えた。

 

俺の話、聞いてるのかと思ったが、

どうせまともな返事は

戻らないだろうという諦めがあった。

仕方なく、俺は

「分かった」とだけ言った。