※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】自分の赤ちゃんに「キモい」というクズ旦那…【第11話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】自分の赤ちゃんに「キモい」というクズ旦那…【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 もうぐったりしてしまい、 私の様子をみた助産師さんが、 見舞いはまた今度と言って 一人にしてくれた。 この先、 やっていけるのだろうか。 退院後も、やはりノブキは 少しも...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】自分の赤ちゃんに「キモい」というクズ旦那…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 ああ、気が滅入る。 時計の針が午後10時を 回っても、夫ノブキが 帰ってくる気配はない。 かといって、早く帰って来て 欲しいかと言われても、 素直にうんとは答えられない。 どうして、こんな事に なったのだろう。...

本編

義姉「勘違いするんじゃないわ!

スカ子さんのために、

同居を提案したの!

あんたを快適に

もてなすためじゃないの!」

 

ノブキ「はいはい、そうやって

スカ子と子供を甘やかしてれば?

付き合い切れねーよ」

 

悪態をついて、

ノブキは出て行った。

それから、本当に

帰宅しなくなった。

どこに寝泊まりしているのか、

はっきり聞く事は出来なかった

けれど、義父は自分の予想として

 

義父「会社の倉庫か、

空いているスペースにでも、

住み着いているんじゃないかと

思う。目に余るようなら、

私も考えるよ」

 

そう語った。

なんでノブキだけ、

こんなに大人げないんだろう。

私も、だんだんと

「目に余るなら考える」を

意識するようになってきた。

そんな折、長期出張が

終わった義兄が帰って来た。

久々に会う。

結婚式以来だろうか。

元気そうだ。

 

義兄「スカ子さん、

遅ればせながら、

ご出産おめでとうございます」

 

ほんとにノブキのお兄さんか、

と疑いたくなるほどの礼儀正しさ

で、義兄は挨拶してくれた。

そして娘を見て目を細めた。

 

義兄「写真も可愛かったけど、

こうやって直に会ったら、

何倍も可愛いね。姪っ子か。

いいものだね、赤ちゃんは」

 

スカ子「ありがとうございます」