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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第14話】

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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第13話】
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本編

周囲はみんな、私を

立ち直らせようと

努力を惜しまなかった。

元担任がどうなったのか。

自分の目で確かめる事が

出来たのは、つい最近だ。

流行病の問題もあり、

延期が続いていた同窓会が

やっと行われ、私達は

居酒屋に集まった。

そこに、クズヤマ先生が

ふらっと姿を現したのだ。

幹事のヨシロウに聞いたが

 

ヨシロウ「いや、呼んでない。

あいつなんか、誰が呼ぶか」

 

嫌そうにそっぽを向いた。

誰も声をかけていない

らしいのだが、どこからか

情報が漏れたらしく、

クズヤマ先生はやってきた。

それも、車いすに乗っての、

痛々しい姿で。

 

クズヤマ「やっと会えました」

 

先生は、私によろよろと近寄り、

時間をかけて車いすから降りる

と、その場で土下座した。

私を含めて、みんな驚いた。

 

スカ美「先生!?」

 

クズヤマ「私が

間違っていました。

アレルギーは気のせいだと

信じて疑っていなかった。

違っていたと、自分の身で

思い知らされました」

 

スカ美「もしかしてアレルギーを

発症されたんですか?」

 

クズヤマ「ええ。甲殻類

アレルギーです、この年で。

いや年は関係ない、いつでも

誰にでも発症リスクがあると、

やっとわかった。

私は気の持ちようだと

思い込んでしまって。

発症したのに放置し、

取り返しがつかなくなりました。

あの時は、申し訳ない事をしました。」