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本編

落ち着いて考えてみる。

夫は、ドレミを自分の子では

ないと思い込んでいて、

しかも実の娘がいると言っていた。

あの言い方からして、

ミソラの事だろう。

 

つまり、不倫していたのは、

むしろクズオの方ではないか!

 

車の鍵をもって、

どこへ行こうというのか。

ミソラの入院先ならまだいいが、

もしもドレミを強引にドナーへ

仕立て上げるつもりだとしたら?

あの勢いなら、やりかねない。

ぞっとなったとき、

私も家を飛び出していた。

焦って学校へかけつける。

とりあえず、急いで実家に

避難しなければと考えたのだ。

夫との言い争いは、

感じていたよりは

短い時間の事だったようだ。

中学校の校門は、登校する

生徒でごった返していた。

 

スカ子(ドレミ!

ドレミはどこ!?)

 

もう教室だろうか。安全な

ところに居ればいいけれど。

不安になりながら周囲を

見回すと、校門付近に

生徒が数人立っていた。

風紀委員の腕章をしている。

ドレミがいた!