※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

俺にも嫁にも似ていない息子→DNA鑑定の結果、衝撃の事実が判明し…【第14話】

前回の記事はこちら▼

俺にも嫁にも似ていない息子→DNA鑑定の結果、衝撃の事実が判明し…【第13話】
前回の記事はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 まず、警察の調査によって、赤ん坊に 関する事実が明らかになった。 スカオが生まれたのと同じ日、 あの病院で数人の赤ちゃんが 生まれていたことが分かり、 その中に、日本人の父親と、 ロ...

1話から読みたい方はこちら▼

俺にも嫁にも似ていない息子→DNA鑑定の結果、衝撃の事実が判明し…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 愛し育ててきた、 3歳になる我が子……。 実は自分の子供ではない ということが判明した……。 俺は一体、どうすれば いいのだろうか……。 俺の名前はスカオ。 35歳、サラリーマン。 同い年の妻・サオリと、 3歳の息...

本編

スカオ「警察からの調査依頼を

断るなんて!!どうしてなんだ!?

本当の理由を言ってみろ!!

何か後ろめたいことでも

あるんじゃないのか!?」

 

サオリ「だって!!ハーフの子供を

育てるのが夢だったんだもん!!」

 

勢いで思わずそう言い返してしまった

ようで、サオリは(しまった…)

という感じで口元を押さえた。

俺は唖然としたが、

(本心を聞き出すチャンスは

今しかない!)そう感じた。

 

スカオ「確かに…。

ハーフの子供って可愛いもんな〜!」

 

同意するふりをして、

サオリに水を向けた。

するとサオリは安心したように、

急に満面の笑みを浮かべて、

ベラベラとしゃべり出した。

 

サオリ「そうなのよ〜!

まるで天使みたいで可愛いのよね〜!

私、昔からずーっと、ハーフの子供が

欲しいって思ってたの〜!!」

 

スカオ「へぇ〜。そうだったんだ〜。

気持ち分かるよ〜!」

 

サオリ「でもさ〜、そのためには

外国人の旦那さんが必要でしょ?

だけど私、英語とか苦手だから〜…。

外国人の彼氏、作れなかったんだ〜」

 

スカオ「英語…難しいもんな…」

 

サオリ「そうこうしているうちに

30代になっちゃって…。

もう日本人の旦那さんで

妥協するしかないかなって…」

 

スカオ「へぇ〜…」

 

(俺は妥協の結果の

結婚相手だったのか…)

 

サオリ「あ、でもスカオはさ、

日本人にしては彫りの深い

顔立ちだし!うまくいけば、

ハーフっぽい顔の子供が

出来るかもしれないと思って!

それが結婚の決め手だったのよ〜!」

 

スカオ「…………」

 

(サオリはそんな目的で、

俺との結婚を決めたのか…)