※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第11話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカオ「ありがとう…。 しばらく厄介になるよ…。」 ケンタとチヒロさんは、 早速スマホやパソコンで 色々と調べ始めた。 ケンタ「今後、ヤバミさんとは 弁護士を挟んで連絡を取ったほうが...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 これは、5年前に俺の身に 起きた事件の話だ。 当時、俺は31歳。 嫁のヤバミは29歳。 友人同士の飲み会で出会った 俺たちは、当時、結婚3年目だった。 俺は地元の会社で、 営業担当として働いていた。 社員が10数名...

本編

翌朝、起き上がると、

昨夜のお粥のおかげか、

実家の安心感のおかげか、

少し気力が戻ってきたように感じた。

家族全員で食卓を囲み、

母の味噌汁をひとくち飲んだ時、

久しぶりに感じる“旨い”という

感覚に、涙が溢れ出した。

止めようとしても涙は止まらず、

俺は朝っぱらから家族の前で

嗚咽を漏らす羽目になった。

 

母も、チヒロさんも、

一緒になって泣いていた。

昨日までの食欲の無さが嘘のように、

久しぶりに料理を堪能した。

それから俺は、仕事の事を考えた。

正直、こんな状況でまともに

働けると思えないし、

そればかりか、逆に迷惑を

かけてしまう事態にもなりかねない。

しばらく休職させてもらうか、

もしダメなら一度退職するしか

ないかもしれない…。

 

休み明けの月曜の朝、

俺は会社に電話をかけて、

上司にざっと事情を話した。

上司は「えっ…」と何度も

驚きながら、最後に

「いいから、今はゆっくり休め!」

と言ってくれた。

 

上司「お前、どんどん顔色が悪く

なってきてたから、心配してたんだ。

先週は特に体調が悪そうだったから、

休むように言おうかと考えてた

ところだった。

昼飯も全然食べて

なかったみたいだし…。

有給が沢山残ってるんだから、

休めばいい!有給が足りなかったら、

俺から上に掛け合うから!

心配せずに、回復するまで

ゆっくりするんだぞ!

元気になって戻って来い!」

 

俺は、有り難くて、申し訳なくて、

感謝の気持ちでいっぱいだった。

何度も「ありがとうございます」と

「すみません」を繰り返し、

電話を切った。