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yomesuka.com
2022.12.12
本編
私はスカ子。
26歳の新婚で、
ただいま義実家同居中。
とにかく義母のトシコと
夫ジュンヤ、この二人に
頭を痛めている専業主婦だ。
後は義父。まぁ、この人は
何というか、ある意味
どうでもいいというか。
結婚する前の義母は、
とても優しい人だった。
何かと細かく気を遣って
くれたし、美味しい手料理も
振舞ってくれた。
義母に言わせると
義母「私、洋食は苦手なの。
でも和食なら、それなりの
ものを作れるわよ。
たくさん召し上がれ」
だった。確かに美味しかったし、
純粋にレシピを知りたくて
スカ子「お義母さん、
このカレイの煮つけ、
とっても美味しいです。
ぜひコツを教えて下さい」
なんて、志願までしていた。
結婚前は普通のOLだったので、
土日はお休み。その時間を
利用して、当時は婚約者だった
ジュンヤが居ない時でも、義母と
一緒に台所に立ったりもした。
うまくやっていけそう。
その確信を持った時、
ジュンヤから同居を提案された。
ジュンヤ「うちの母さんと
仲がいいじゃないか。
母さんも、スカ子を
気に入ってるみたいだ。
どうだろう？
将来のマイホーム資金を
用意するためにも、
同居しないか？」
