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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第2話】

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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第1話】
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本編

スカ子「同居かぁ」

 

私は少し考えた。実家でも

父方祖母と同居しており、

少なくとも私の知る限りでは

嫁姑問題は無かった。

母と祖母は、まぁまぁ仲良く

やっていたのを覚えていた。

そういう家に育った事もあって、

私にはあまり同居への

抵抗感は無かった。

義母とも、むしろ気が合う

くらいだと思っていたので、

やっぱり貯金するのに家賃を

節約できるのは魅力的だった。

 

スカ子「そうね、私もマイホーム

建てたいし。思い切って

同居させてもらおうかな」

 

ジュンヤ「良かった。

きっと母さんも喜ぶよ」

 

この時、義父の話題は

出なかったが、

私は気にしていなかった。

結婚式から一連のイベントも

順調に終わり、いざ同居と

なったら。私のイメージは、

実にあっけなく崩れた。

 

まず、義父が認知症を

患っている事が発覚した。

まだ軽度だとはいえ、

激しい物忘れと、時々は

気分が不安定になるという。

今のところは義母が見ているが

 

義母「悪いけど、家の事を

お願いするわ。お父さんは

目が離せないの。つきっきりに

ならなきゃいけなくて」

 

家事までは手が回らない

というのだ。

さっそく貯金計画に

ほころびが生じた。