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【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第11話】

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本編

先方も、カウンター越しに、

目つきを鋭くした。

ネタにけちをつけられたのが、

よほどむかついたのだろうか。

その目を見たとき、

私は思い出した。

そうだ、どこかで会った気が

したのは、先週ほんとうに

会っているからだ。

激安スーパーで、お客さん達を

蹴散らすようにして、

投げ売り状態のお刺身を

買い占めていた夫婦らしい男女。

その、男性の方だ!

 

スカ美「いえ、これスーパーの

刺身ですよね?」

 

気づいた瞬間、

つい口が滑った。ちょっと

笑っちゃったかもしれない。

若大将が目を丸くした。

ハルトも気が付いたらしい。

あっと声をあげた。

 

ハルト「そうだ、

激安スーパーの刺身コーナー!

どこかで見かけたと思ったら、

あの時の人か!」

 

シュンジ「……なんだよ、

貧乏人かよ」

 

若大将の態度が急変した。

それまでは一応、愛想が

良かったのに、いきなり私達を

見下す雰囲気に変わったのだ。

 

シュンジ「親父から

上客だって聞いたのに。

かっこつけて損した」

 

スカ美「はぁ!?」

 

何を言い出すのよ、

この寿司職人は。