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【スカッとする話】重度の生理痛で苦しむ嫁を道具扱いする夫【第4話】

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本編

私がなかなか起き上がれない

様子を見て、夫は舌打ちした。

手を貸すという発想は、

彼にはないのだろう。

どうしてこんな人と

結婚したのだろうか。

我ながら、不思議になってくる。

恋人時代から婚約時代の彼は、

今のような冷たい性格では

なかった。

どちらかといえば優しい方

だったという記憶がある。

 

モトキ(20代前半)「体調悪いの?

顔色が悪いみたいだけど」

 

スカ子(20代前半)「あ、うん。

たぶん生理が近いからだと思う。

私ね、昔からちょっと

生理痛が重いの」

 

モトキ「そうなんだ。

俺は男だからよく分からないん

だけど、病院とか行ってる?」

 

スカ子「毎月通院してるよ。

お薬も貰ってはいるけど、効いて

くるのに時間がかかるのよね」

 

モトキ「事前に飲んでおけば?」

 

スカ子「鎮痛剤は、

事前には飲めないよ。

痛くなってからじゃないと」

 

市販薬でさえ、鎮痛剤は

薬効の強いものなら胃に

大きな負担がかかる。

病院処方の、さらに強力な

薬ならもっと副作用は強烈だ。

そのために、わざわざ

胃薬まで処方されるくらい。

それに、痛む前に飲んでも

あまり意味は無い。

鎮痛剤に、痛みの

予防効果は無いのだから。