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【スカッとする話】家に帰ると嫁と知らない男が風呂に入ってた【第6話】
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【スカッとする話】家に帰ると嫁と知らない男が風呂に入ってた【第1話】
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本編
具体的な提案が
功を奏したらしく、
ヤバミは張り切り始めた。
それからは、節約のために
ランチ外食をやめ、
弁当派になった。
ついでに俺の分まで
作ってくれて、駅の待ち合わせ
には必ず持ってきてくれた。
俺とヤバミの職場は一駅違いで、
同じ駅の同じ時刻に列車へ乗る。
彼女は滅多に残業が無いが、
俺はよくある。
そんな時は、わざわざ弁当箱を
回収するために、ヤバミは
帰宅後も再び駅まで来る。
スカ太郎「無理しなくていいよ?
弁当は、母さんに
作ってもらうから」
ヤバミ「私がやりたいの。
将来、スカ太郎君は
私の手料理をずっと食べる事に
なるんだもん。今のうちから、
味を覚えておいて」
ヤバミはにっこり笑って、
駅の往復も苦にしない様子だった
そのいじらしい態度が、
俺にはとても貴重で、
嬉しいものに感じられた。
スカ太郎(ここまで、
俺の為に頑張ってくれる
ヤバミのために、
いい家庭を築きたい。
まずは貯金を頑張ろう)