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【因果応報】14歳で妊娠した妹→数年後…【第15話】

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【因果応報】14歳で妊娠した妹→数年後…【第14話】
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【因果応報】14歳で妊娠した妹→数年後…【第1話】
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本編

しばらくして、

母からユウカのその後を聞いた。

何でも、あの時の悲鳴は、

流産の兆候だったらしい。

 

母「流れちゃったそうよ。

お医者さんの診断では、

もう妊娠は難しいかもですって」

 

スカ美「無茶していたからよ」

 

遊んだ代償は、

高いものについたようだ。

妹は、妊娠と処置を繰り返した

末に、子供を授かりにくい

体になってしまった。

 

母「たとえ妊娠は出来ても、

維持が難しいっていうのよ」

 

スカ美「そうなんだ」

 

産める時に産まず、軽い行動を

とったつけが回って来たのだ。

ユウカは、不妊外来の患者に

なったと聞いたが、

おめでたという話は無い。

出来ても流産する可能性が高く、

妹に我が子を抱いて、

お世話する機会は、

たぶん巡って来ないのだろう。

その代わりに、介護が必要な

大姑、予備軍の舅と姑、

支援なしには生きていけない義姉

妹を待っているのは赤ちゃん

ではなく、彼らのお世話だ。

因果応報は世の習いと

いうけれど、

確かな事実なのだろう。

私は、身を正して生きて行こう。