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【第12話】盲導犬の尻尾を踏む子供→主人が困っていると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 しかし現場に残ったマコトが マコト「幼稚園児くらいの男の子が、 調子に乗って盲導犬を い●めていたんです。 頭をぶったり腹を蹴ったりと、 どんどんエスカレートして、 尻尾も踏み始めて...
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【第1話】盲導犬の尻尾を踏む子供→主人が困っていると…
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本編
警官「反撃されないと分かっていて、
めちゃくちゃな事を
したんでしょうが」
母親「そんなの、私は知りません!
だとしてもね!
母親が近くにいるのに、
勝手に交番へ息子を連れて行く
なんてどういう事!?」
警官「この動画によれば、
確かに画面の隅に
女性グループが写っていますね。
お子さんが叱られている様子も、
しっかり録画されています。
逆に言えば、
この距離なら、近くでこうなってる
って、普通に気づけるでしょう?
だいたい、お子さんが
いなくなっていた事について、
どうお考えですか?」
母親「それはそうかもだけど、
でも、あの!」
警官「あなたがお子さんから
目を離さなければ、
起きなかった事なんです!」
母親は、警官に徹底論破された
うえに、保護者責任についても
がっつり説教をくらった。
ついでにあの悪ガキも、
若い警官に捕まっていた。
若い警官「あのね、ぼく。
動物をい●めたら、
刑務所に入るって知ってた?」
男の子「そうなの!?」
若い警官「そうだよ、
動物をい●めるのは重い罪なんだ。
子供でも許してもらえないくらい、
悪い事なんだよ。
たとえ罪じゃなくても、何もしない、
できないおとなしい生き物を、
踏んだり蹴ったりするのはダメだ。
ぼくがそんな事をされたら
どう思う?」
若い警官「たとえば、
警官のおじさんが、何もしていない
のにぼくを叩いたら?」
男の子「……いやだ」
若い警官「だよね?犬もそうだし、
猫も鳥も、みんなそうなんだよ。
動物はしゃべれないだけで、
叩かれたら痛いし悲しいんだよ」