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【第18話】孫と嫁を差別する姑「入浴剤と間違えちゃったわw」義実家での驚きの行動とは…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「あれ?どうしたの? 何か探し物?」 ツバサ「ちょっとね… 大事なものが見つからなくて… 困ったな〜…アレが無いと 絵が進められないのに…」 スカコ「えっ!?そうなの? お母さ...
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本編
まず、異臭が鼻を突いた。
(え??なにこの匂い…
どこかで嗅いだ事が有るような…)
私は、嫌な予感を感じつつ、
浴室の天井や壁、床を確認しながら、
ゆっくりとドアを開いていった。
そして湯船が見えた瞬間、
私は思わず、
「わーーーーー!!!!!」と
大声を上げてしまったのだった…
湯船の中にはなんと!!
血のように真っ赤なお湯が……
私は衝撃のあまりその場に
固まりながら、頭の中は
猛スピードで様々な事を考えていた。
(まるでスプラッタ映画じゃん!!
血のり!?って言うか…
この匂いは絵の具!?!?
てことは……もしかして、
ツバサの絵の具!?
いったいどうしてこんなことに…
あれっ…??洗い場の隅に
なんで湯呑みが…???
あ、絵の具のチューブもある…
あれって……やっぱりツバサの
絵の具じゃない?!?!
結構お高い絵の具なのに…
ってことは、まず、あの湯呑みに
チューブの絵の具を絞り出して…
一旦溶かして…
湯船のお湯に流し入れたってこと??
いったい誰が
こんなバカなことを……)
するとそこに、嬉しそうな
笑顔を浮かべた義母が現れた……
義母「私ったら〜!
入浴剤と間違えて、
絵の具入れちゃった〜!www」
(オマエかーーーーーい!!!!!)
『テヘペロ!』という感じで
舌を出しながら、義母はいかにも
愉快そうに笑っている……
義母「どうしたの〜?入らないの〜?
絵の具風呂、真っ赤っ赤で
綺麗じゃないの〜!!www
浸かったら、体も赤く染まるんじゃ
ないかしら〜?きっと今より
綺麗になれるわよ〜!www」
自分で言いながら自分でウケて、
お腹を抱えて爆笑する義母…
(私だけならまだしも…
コズエの前で、よくも
まぁしゃあしゃあと!!!)