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【第7話】双子を出産直後、アポ無しで我が家に来る姑「嫁イビリに来たわよ!」

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【第6話】双子を出産直後、アポ無しで我が家に来る姑「嫁イビリに来たわよ!」
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【第1話】双子を出産直後、アポ無しで我が家に来る姑「嫁イビリに来たわよ!」
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本編

全てがキチンと整理整頓され、

サッパリ美しく生まれ変わった

我が家……

感動と申し訳なさで

オロオロしながら姑を確認すると、

美味しそうな匂いが漂うキッチンで、

料理の真っ最中だった。

 

スカコ「あ、あの…お義母さん…

すみません…私…

ウッカリ眠っちゃって…」

 

姑「あらスカコさん、

やっとお目覚めね?

ずいぶんよく眠ってたじゃないの。

もうすぐユウタが

帰ってくる時間だって言うのに…

私がいなかったら、今夜もまた

食事の準備が出来てないって、

ユウタに怒られるところ

だったんじゃないの?」

 

スカコ「はい…本当にすみません……

今から手伝います!!」

 

姑「今からって…もうほとんど

出来上がってるわよ。今さら

手伝ってもらう事なんて無いんだから

テーブルまで運んで頂戴!」

 

スカコ「はいっ!

分かりましたっ!!」

 

私はもう、姑にひれ伏し、

素直に従うのみだった。

ズラリと並んだ美味しそうな料理の

数々に(ポ〜ッ♡)となっていると、

ちょうどユウタが帰って来た。

 

ユウタ「わ〜!うまそうな匂い〜!!

今日の晩メシは、母さんが

作ってくれたんだよね?

母さんの手料理、久しぶりだな〜!!

あ。手料理自体が久しぶりか…

部屋もすっかり綺麗になってるし、

本当に嬉しいよ!!

母さんありがとう!!!

荒れ放題の部屋を

見せるのは、スカコにとっては

恥だっただろうけど…

来てもらって正解だっただろ!?

さすが俺だよな!」

 

ユウタの言葉にカチンと来たものの、

姑の前だし、何より全部その通り

なので、私は何も言い返せなかった…

姑も一緒に食卓を囲んだのだが、

 

姑「せっかく来たんだから、

ヤマトとミナトは私の隣ね〜♡」

 

と、姑はベビーベッドを自分のすぐ

脇に置き、双子ちゃん達にミルクを

飲ませたり、あやしたりしていたので

食事があまり進んでいない

ようだった。