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【スカッとする話】兄の結婚式に行くと兄嫁両親が私に帰れと言ってきた…【第15話】

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【スカッとする話】兄の結婚式に行くと兄嫁両親が私に帰れと言ってきた…【第14話】
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本編

部長「ところで、

弊社は御社と取引がありますが、

この話も再考します。どう見ても、

コンプライアンス違反ですから」

 

取引の中止まで申し入れて、

ワルコ父は真っ青に。

慌ててワルコ母を正座させて

土下座し始めたが、明らかな

差別思想を目の当たりにした

部長は、気を変えなかった。

最終的にはワルコ側の有責で

破談、ついでに取引中止という

結果になったのだった。

慰謝料と披露宴の費用、

併せて500万が請求される

事に決まった。

 

スカ美「お兄ちゃん、

これで良かったの?」

 

リョウジ「これで良いんだよ。

妹をばかにされても、

へらへらして高砂席に

座ってなんかいられない」

 

兄がそう言うと、

部長が肩を叩いた。

 

部長「よく言った。今度は、

妹さんを大事にできる

女性を探せよ。

なに、すぐ見つかる」

 

リョウジ「はい」

 

兄もにっこり。

私は、とても嬉しかった。

一方で、ワルコと両親は、

親戚にも叱られて、

味方は誰一人いない。

女性達に言われ、

泣く泣く慰謝料支払いを

受け入れて、破談に応じた。

披露宴の場であんな発言を

してしまったのだ、さぞかし

肩身が狭い思いをするだろう。

 

私は近々、部長の奥様とコラボする。

奥様お手製の着物に、

私が小物を合わせて作る。楽しみだ。

小物づくりを学んでよかったと、

心から思う。

一生をかけて好きな事に

打ち込めるって、

とっても幸せだから。