※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】兄の結婚式に行くと兄嫁両親が私に帰れと言ってきた…【第14話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】兄の結婚式に行くと兄嫁両親が私に帰れと言ってきた…【第13話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 酔った勢いもあるのだろう。 夫婦そろって暴言を再び叫んだ。 高砂席で、兄が血相を 変えて立ち上がった。 リョウジ「スカ美! もういい、帰ろうか」 スカ美「うん」 私も...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】兄の結婚式に行くと兄嫁両親が私に帰れと言ってきた…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 リョウジ「なあ、スカ美。 話があるんだ」 兄のリョウジが、 急に改まった顔をした。 夕食が終わり、 お茶を出した時だった。 私は、兄の真顔を見て驚いた。 何だろう、深刻な内容 だろうかと身構える。 スカ美「...

本編

部長妻「信じられない

世間知らずですこと。

高学歴が聞いてあきれるわ」

 

奥様がそう言った時、

ワルコ両親はすっかり酔いも

醒め果てていたようだった。

味方を探すように、自分達の

親族席をきょろきょろしている。

しかし、味方どころか

 

親族女性「おばさん、

在宅ワーカーを

そんな目で見てたの?

私も在宅なんだけど。

データ入力の副業してるのに」

 

親族女性「私も!

動画編集やってるよ?」

 

続々と、在宅ワーク中だという

女性達が名乗りを上げた。

彼女たちを敵に回したらしい。

形勢は逆転していた。

 

ざわついたまま

披露宴は終わった。

新郎の控室には、親族女性達に

睨みつけられつつ、ワルコと

両親が小さくなってやって来た。

 

ワルコ母「申し訳ありません、

調子に乗り過ぎました」

 

ワルコ父「考えを改めます」

 

ワルコ「リョウちゃん、

ごめんなさい」

 

しかし、兄は首を横に振った。

 

リョウジ「この話は

無かった事にしてもらう。

ワルコ。君が考え直して、

しっかり反省してくれたら、

水に流す事も考えていた。

でも、ご両親を諫めるどころか、

頷いていたね?

ここまで妹をばかに

されたら、水に流しようがない」

 

兄の宣告に、ワルコは

震えあがり、必死になって

すがりついていたが、

どうしようもなかった。

そのうえ、親代わり

だった部長が…