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本編

ジン「お、お前そんなことを

…?一体いつから…?」

ユウ「幼稚園の頃から…」

 

 

ユウは気まずそうに答えた。

本当はそんなことする

必要なかったのに。

 

 

子は親を選べない。

逆もしかりだが、

だからといって

 

 

子供をいじめて

良い理由にはならねぇ。

 

 

それどころか、ユウは

同年代の子供よりも

ずっとIQが高かったのだ。

 

 

女医「ユウくん、

少し外で待てるかな?」

ユウ「うん!」

 

 

女医「お兄さんは

このまま残ってね」

ジン「あ、あぁ…」 

 

 

女医「どういう事情なのかは

聞かないわ。けど、

もしこれからあの子と

 

 

生きていくのなら、

これまで以上にあの子を

愛してあげて?

 

 

障害のふりをしてダメージを

軽減していたとはいえ

当時感じた恐怖は

今も根強く残ってる

 

 

幸い、まだ幼いから

これからたくさん愛情を

持って接してあげれば、

十分に改善できると

思うわよ」