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本編

父親「おい、ユウ!!!

お前はまた下らない

絵なんか見せやがって!

 

 

すいやせんw

ヤクザさんw

これ、今月の返済分ですw

 

 

いや~1か月経つのは

本当に早いもんでw」

ジン「てめぇ、

わざとやってんだろ…」

 

 

父親「そ、そんなこと

ないですよ!

返済するために、

本当に命がけなんですよ!

 

 

返済期日も気づいたら

過ぎちゃいまして…w」

ジン「…ふん

まぁいい、帰るぞ」

ヤクザ「うっす!

アニキ!」

 

 

帰りの車で俺は

俺らしくなく、

物思いにふけっていた。

 

 

ヤクザ「どうしたんですかい

アニキ?

なんだか元気が

ねぇみたいですが…」

 

 

ジン「…ん?あぁ、いや、

あのガキのことが

少し気になってな

 

 

あのガキ、知的障害が

あるって言ってたが…」

 

 

俺はあのガキの姿が

なんか引っかかった。

 

 

父親はあの子供を

軽度の知的障害と

言っていたが、

 

 

それどころか同年代の

ガキよりもその姿が

大人びて見えた。