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【第9話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…

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【第8話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 俺の精一杯の主張さえ、 ノブタカとアヤカの がなり声にかき消され、 警官の耳に届いているようには 到底思えないのだった… アヤカ「嘘つくんじゃないよ!! この変態野郎!!」 ノブタカ...

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【第1話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…
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本編

警官「え…?つまり、この家に

住んでらっしゃるのは、こちらの

男性…スカオさん…なんですか?!」

 

大家さん「ええ、そうですよ。

〇〇スカオさん。家の表札も、

〇〇ってなってますでしょ?」

 

『それが何か?』と言わんばかりに、

周知の事実だという感じで

話す大家さん。

 

警官「では…こちらのご夫婦は…?」

 

大家さん「え?知りませんけど?

あなた方、どなた?

スカオ君のお友達?」

 

スカオ「違います!!!

知らない人です!!!知らない人が、

勝手に家に入ってきたんです!!!」

 

警官達が一斉にノブタカと

アヤカの方を見た。

さっきまでとは打って変わった

疑惑に満ちた視線を受け、

ノブタカとアヤカの顔色が変わった。

 

ノブタカ「は…はあ?!ババア!!

嘘ばっか言ってんじゃねぇぞ!!!

この家は俺達の家だ!!!」

 

アヤカ「そ、そうよ!!!

このお婆さんの言ってる事は

全部デタラメよ!!!

さ…詐欺!!そうよ、詐欺よ!!!

お婆さんも共犯なのよ!!!」

 

嘘八百の口撃を受けて、

いつも穏やかで優しい大家さんも

さすがにムッとした様子で

言い返した。

 

大家さん「詐欺ですって!?

それはあなた達の方でしょ?

この辺りの土地は、

先祖代々うちの家のもので、

この家は、先々代の時からこちらの

〇〇さんにお貸ししています!

ご近所さんに聞いてみて下さいよ!

皆さんよ〜くご存知ですよ!」

 

ノブタカ「ご、ご近所さんとか…

そんなの、何の証拠にも

ならねぇんだよ!!!

みんなでグルになって、

この家を乗っ取ろうと

してるんだろ!!!」