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【第12話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…

前回の内容はこちら▼

【第11話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 マサシ「ね? 私の言った通りでしょ?ww 警察官も私達が正しいって 言ってるんだから、 この後すぐ、ネットを使えるように、 パスワードを戻しておいて くださいよ?...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
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本編

アヤ「いいじゃないマサシ!!

私達の言い分を先に聞いて

もらった方が良いわよ!!」

 

マサシ「えぇ…まぁ、

そう言う事なら……」

 

警察官は私達家族には声もかけずに、

アヤ夫婦と笑い合いながら出て行き、

その後ろをライトくんが、

トボトボと付いて行った。

 

アヤ一家を乗せたパトカーが

走り去って行くのを

呆然と見送りながら、私は、

「あの警察官…正気なのかな…?」

と呟くしかなかった……

 

父「まさかこんな事になるとは…

安易なパスワードにしてしまった、

私の責任だ。

アスカにまで迷惑をかける事に

なってしまって……」

 

アスカ「なに言ってんの。

お父さんは悪くないよ!

パスワードが分かったからって、

勝手に使っていいわけじゃ

無いんだから!!

悪いのは完全にあっち!!

あの警察官も、どうかしてるよ…」

 

父「そうだな…こうなったら、

さっきも言った通り、

法的措置を取るしか無いだろうな…」

 

オロオロするばかりの母に、

「大丈夫だよ」と言い聞かせながら、

具体的にどう進めていこうか、

3人で相談していると、また

インターホンのチャイムが鳴った。

 

先ほどの、無能な警察官だった……

 

警察官「あの〜…先ほどは

申し訳ありませんでした。

ああでも言わないと、あの夫婦、

パトカーに乗ってくれないもんで…

 

でも!もちろん

分かってますよ!!

こちらのご家族は被害者で、

あの夫婦が無茶苦茶な事を言って、

迷惑をかけてるんですよね?」

 

アスカ「え…?あれ全部、

お芝居だったんですか…?」