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【第6話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…

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【第5話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
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【第1話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
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本編

アスカ「忘れていたわけではなくて、

パスワードを元に戻すつもりが

無いんです。

うちのWi-Fiなんだから、

パスワードを変更するのは、

うちの自由ですよね?

 

昨日も言いましたけど、

うちはフリーWi-Fiじゃないんです。

今まで勝手に使っていたのかも

しれませんが、許可は

していませんから!」

 

昨日と同じ主張を、

むしろ旦那のマサシに聞かせる

つもりで、分かりやすく説明した。

 

もしかして、アヤから間違った

主張を聞かされてここへ来たのかも…

本当の経緯を知れば、

マサシは驚いてアヤをたしなめて

くれるのではないか…と、

わずかながら期待をしていたのだ。

 

ところが、私の言葉を聞いても、

マサシは表情を変える事無く

無言のままで……

またしてもアヤが

発狂し始めるのだった…

 

アヤ「今までお友達と楽しく

遊んでたゲームが、

急に遊べなくなっちゃったのよ!!

可哀想なライト!!!アンタ、

ウチのライトを虐めて楽しいの!?

ここのWi-Fiが使えなくなったら、

ウチはわざわざ車や電車に乗って、

タダで使えるWi-Fiを探しに

行かなきゃならないのよ!!」

 

怒鳴っている途中、

アヤは突然膝立ちになって、

横に立つライトくんを、芝居がかった

大げさな動きで抱きしめた。

 

抱きしめられたライトくんは、

アヤに揺さぶられながらも、

無表情のままだった…

 

アスカ「ライトくんを可哀想だと

思うなら、お宅もWi-Fiを

契約すればいいじゃないですか。

そうすれば、車や電車で

無料のWi-Fiを探しに行かなくて

済みますよ?

 

『一流企業に勤める、超〜エリート』の、

『稼ぎだっていい』旦那さんなら、

それくらいのお金問題無いでしょ?」

 

どうしてそこまで

無料に拘るのか理解出来ず、

私は呆れるばかりだった。