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【第4話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…

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【第3話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
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【第1話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
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本編

アヤの後ろから、「もういいよ〜。

お母さん、帰ろうよ〜」という、

ライトくんの声が聞こえてきた。

 

ライトくんはアヤの腕を引っ張り、

数歩後ろに下がらせると、インター

ホンに向かってペコリと頭を下げ、

 

ライト「どうもすみませんでした!」

 

と謝った。それを見たアヤは、

反省するどころか更に怒り出し、

ますます大きな声で怒鳴り始めた。

 

アヤ「子供に頭なんか下げさせて!!

どういうつもり?!?

うちのライトは何も

悪いことなんかしてません!!!

急にネットを使えなくした

アンタが悪いんじゃないのよ!!!

この、ケチケチ女ーーー!!!」

 

アヤは髪を振り乱しながら門扉を

ガタガタ揺さぶった後、

再びインターホンに顔を近付けた。

 

アヤ「アンタみたいな自分勝手な

女には、子供の気持ちなんて

分からないわよね!!

そんなんだから結婚出来ないのよ!!

ちょっとは子供のためを

考えなさいよ!!!」

 

アスカ「子供のためを考えるなら、

ご自分でWi-Fiを契約して

あげて下さい。

よそのWi-Fiにタダ乗りさせよう

なんて、親としておかしいですよ。

ライトくんのために、きちんとした

環境を整えてあげて下さいよ」

 

アヤ「今までダダで使えてたのに、

どうしてわざわざお金

出さなきゃいけないのよ!!!

アンタがパスワードを

元に戻せば済む話じゃないの!!!

無駄なお金を使わせんじゃ

ないわよ!!!」

 

(無駄って…結局、自分で

お金を払いたくないだけじゃん!

ライトくん、可哀想に…)

 

アスカ「とにかく…セキュリティの

為にも、パスワードを元に戻す

つもりはありません。

ご近所さんにも迷惑ですので、

どうぞもうお帰り下さい」

 

私はそう言ってインターホンを

切ったが、アヤは何度も

チャイムを鳴らし、

「逃げんじゃないよ!!!

この卑怯者!!!」と叫んでいたが、

 

私が「これ以上騒ぐようなら、

警察を呼びますよ!」と警告すると…