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【第12話】置き配が毎回誰かに盗まれる!→ある日、スズメバチが大量に送られてくると…

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【第11話】置き配が毎回誰かに盗まれる!→ある日、スズメバチが大量に送られてくると…
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【第1話】置き配が毎回誰かに盗まれる!→ある日、スズメバチが大量に送られてくると…
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本編

針を持たず、人を刺す事がない

オスを選んだのは、

せめてもの心遣いってものよ。

手に入る時期でよかった。

オスは年がら年じゅう

生きているってわけじゃないので。

 

レオナ「ちょ、ちょっと、

あんたぁ!どういうつもりよ!」

 

レオナ夫「いや、それは俺の

セリフだから!おまえ確か、

アスカさんに分けてもらったって

言ってたよな?

スズメバチを分けてもらうって、

どういうつもりだったんだ!?」

 

レオナ「違うの、違うのよぉ!」

 

アスカ「この証拠と、

何か関係あります?」

 

私は、満を持して映像を

二人に見せた。うちの玄関から、

いかにも無断で箱を持ち去ろうと

するレオナ、そして。

 

レオナ夫「この男は誰だぁ!!!!」

 

彼女を手伝っている若い男も。

しっかりばっちり、

レオナ夫に見られたのだった。

しかもあろうことか、

人の家の玄関前でキスまで

しているという、図太さっぷり。

窃盗か浮気か、

どっちかにしなさいよと言いたい。

 

レオナ夫「アスカさん、

警察呼んでください、警察!」

 

レオナ「はぁぁ!?

あんた、妻を警察に突き出すの!?」

 

レオナ夫「浮気の時点で、

おまえはもう妻じゃない!

法律がどうだろうが、

戸籍が何だろうが、

俺の中ではおまえは妻じゃない!

 

わかってるんだぞ!

俺は気が付いたんだ!

おまえはこの男と共謀して、

俺をスズメバチに襲わせるつもり

だったんだな!?」

 

レオナ「何言ってるのよぉ!?

スズメバチが入ってるだなんて、

知らなかったわよ!てっきり

いつものハチミツだと思ってて」