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本編

学校に着くと僕は

珍しい相手から声を

かけられた。

 

 

彼らはクラスの中心的

存在でいつも3人で

つるんでいる。

僕とは縁が無いと

思っていたんだ。

 

ジン「お、親子丼とか

好きかな…?」

タクヤ「そうかそうかw」

コウタ「ありがとよw」

 

 

(話ってそれだけ?)

いまいち意図の分からない

絡み方に僕は困惑

してしまった。

 

 

あまり絡んだことも

ないのに急に好きなものを

聞くなんて。

 

 

そう考えているうちに、

3人は聞くだけ聞いて

満足して去っていった。

 

 

コウタ「今度はジンの家に

親子丼10個送って

やろうぜww」

 

 

ユウキ「好きな物を

わざわざ送ってやるなんて、

優し~いww」

 

 

俺があいつに好きなものを

聞いた理由。

それは1つしかない。

 

 

家にウーバーを

送り付けたときの反応を

楽しみたいからだ。

 

 

配達員「ウーバーでーす!」

ジン「ええ!?また!?」

 

 

帰宅後、またしても

ウーバーがやってきた。

 

 

だけど今日はママは

買い物に行っているし、

仕事中のパパが頼んで

いるとも思えない。