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【スカッとする話】私の勤務する病院に救急搬送されてきた夫。→緊急オペを開始した途端、医師と私は凍りついた.…【第11話】

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前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「あぁ。それだったら、 通勤用のバッグごと、 預かって家に置いてあるよ」 タカシ「えっ?なんで言って くれなかったの?入院中、 スマホ欲しかったのに!」 もちろん、分かっていて...

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本編

タカシ「そ、それは…

なんとなくだよ!なんとなく!

理由なんか無いよ!」

 

(ふん!こっちは全部わかってんのよ!)

と思いながら、

「そうなんだ…」と

流すふりをしておきました。

 

タカシ「それより、なんで勝手に

スマホ見ようとしたんだよ!」

 

スカコ「え…だって、それこそ

タカシの友達から連絡が来たら、

代わりに返信しようと思って…

なんかマズかった?

見られたくないものでも有るの?」

 

タカシ「いやっ!

そ、それは無いけど…」

 

スカコ「なんかおかしくない?

隠し事でもしてる?」

 

もし今、自分から話してくれて、

謝ってくれたら…

そんな気持ちが少し湧いてきて、

私はタカシが正直に

打ち明けてくれるのを待ちました。

でも、そんな淡い期待も虚しく……

タカシは「隠し事なんて、

有るわけないだろ!」と、

逆ギレをして去って行くのでした…

 

数日後、興信所から、

報告をしたいと連絡が入りました。

仕事帰りに興信所を訪れると、

応接セットの対面に座った調査員は、

単刀直入に話し出しました。

 

「証拠はバッチリ押さえられました」

 

自宅療養中のタカシは、私には

「ずっと家に居た」と言って

おきながら、マンションから抜け出し

不倫相手に会いに行っていました。

「やっぱり…」そんな気がしていた

私は、特にショックを受けること

なく、淡々と報告を聞きました。

 

不倫相手は、なんとタトゥー

アーティストだということでした。

写真を見ると、金髪ボブの

若い女性で、露出度の高い服から覗く

デコルテや腕には、びっしりと

タトゥーが彫られていました。

名前は、ヤバミ。

タカシのタトゥーに刻まれていた

名前と一致していました。

(あぁ…この人は、既婚者の体に

自分の名前を彫ったんだな…)と、

嫌悪感が湧き上がってきました。